
こんばんは。土曜日のブログを書き忘れ、今書いているたぬきです。今日はカープが逆転勝ちしたのでうれしいです。さてそんな私の今日のお勧め小説は野球ものです。高校球児の母が主人公なんです。親視点の小説は珍しいですが、それゆえに「泣けた」とおっしゃる方が多かったです。
Chat GPTにイメージ画像を作ってもらったら、なんか本物の写真みたいでびっくりです。

教員目線で読むと最初は辛い
強豪校の選手の母親って大変なんだなあ・・。と思い、教員としてはどうしても申し訳なさが生まれてしまうのでした。主人公の息子、航太郎はとてもまっすぐな気性のいい子なんですが、なかなか報われないし。試合にはたった9人しか出られないのに、部員はいっぱいいますからレギュラーの座を確保するのも大変です。
高校野球の見方が変わった
でも、航太郎はレギュラーに選ばれなくても、ムードメーカーとして精一杯声を上げて盛り上げ、試合の雰囲気を作り、周りからも必要とされていくようになります。本当に気持ちの強い子です。この頃からだんだん読むのが楽しくなってきました。ベンチで伝令をしている子も、アルプススタンドで踊っている子も、みんなそれぞれ自分にできる精一杯のことを頑張っているんだ。そう思うようになりました。
「限界」について
高校生はまだまだ視野が狭いです。それは日々感じます。その生徒自身が思い込んでいる「自分の限界」の先にあるものを見せてあげられる指導者でありたい。そんな思いを持ったラストでした。最初は読むのが辛かったけれど、読んでいくうちに沸々と感動が湧き上がる、そんな小説です。
2025年本屋大賞第2位なのも納得の内容でした。

