
闇バイト
ニュースやSNSで耳にすることはあっても、どこか遠い世界の話のように感じていませんか?
けれど、この本を読んで痛感しました。
それは、誰のすぐそばにも忍び寄ってくる“リアルな危機”なのだということを。
こんにちは、たぬきです。今日はこの本を紹介させてください。
実話ベースのマンガと徹底した解説
本書は、実際に起こった事件をもとに構成されたマンガパートから始まります。
「最初は軽い気持ちだった」――そう語る若者たちが、どのようにして組織に取り込まれていくのか。
その一部始終が、怖いほどリアルに描かれています。
後半には、監修者による綿密な解説が続きます。
・闇組織の構造
・彼らが使う言葉や手口
・どうして逃げられなくなるのか
・巻き込まれそうになったときの相談窓口
「知ること」が最大の防御になる――その言葉を体感させられる一冊です。
闇バイトに巻き込まれる若者たちの共通点
本書で印象的だったのは、「普通の若者」がターゲットにされているという現実です。
たとえば、
- 進学や就職がうまくいかず、自信をなくしている
- 家族や先生に頼れず、孤独を感じている
- SNSで“高収入”“簡単”などの投稿に反応してしまう
そういった、少し気が緩んだ“隙”を狙ってくるのが、闇組織のやり口なのです。
「運ぶだけ」「送るだけ」――そんな言葉で誘われ、気づけば自分の個人情報を握られ、逃げ場を失っていく……。
これは決して、他人事ではありません。
📝 たぬき的メモ
- 闇バイトは“使い捨て”が前提の世界。人を人として扱わない。
- 一度関わると、簡単には抜けられない。
- 「簡単に稼げる」には、必ずリスクがある。
- 知識があることで、足元をすくわれずにすむ。
- SNSは便利。でも同時に“罠”でもあると心して使うべき。
最後に、たぬきのひとこと
読んでよかった。
怖さと悔しさがじわじわくる本でした。
でも、こういう本がきちんと世に出ることって、本当に大事だと思います。
自分の大切な人にも読んでほしい。
そう思える「今、知っておくべき一冊」です。
📚 紹介書籍:
『本当に危ない闇バイトの話』
監修:廣末登/芳賀恒人(金の星社)

